言語商会

屋号について

私はこんなことを考えて屋号を決めました。下記はあくまで私の主観的な感覚を述べたもので、下記に該当する屋号・企業名を批判する意図は全くありません。以上をご理解の上、お読みください。

短く

  • 長いと覚えてもらいにくい

漢字で

  • (スーパーグローバルイノベーション研究所みたいな)カタカナの社名・屋号は世の中に多すぎて目立たない
  • (VWXYZ研究所みたいな)アルファベットの社名・屋号は何の略か分からない。
    • 社名・屋号を聞いた人のほとんどは由来や思いなど知らない。何の事前知識もなく屋号だけ聞いて伝わるイメージがその屋号のイメージそのもの。

「言語」

  • 何を取り扱っているのかが(専門分野以外の方であっても)明確に分かるように

「商会」

  • 商売をしていることが明確に伝わる
  • (個人商店で多く使われる名称のため)事業が小規模だというイメージが伝わる。私は、むしろ小規模である(=事業拡大を目指さない)ことを積極的に伝えたくて採用した。ちなみにあえて法人化しないのも同じ理由。
  • 最近社名・屋号に「商会」と言う語がほとんど使われていないことから、逆にこれがチャンスだと考えた
  • 古臭いから敬遠するのでなく、(自然言語処理においても)古いものを大切にしていくべきではないか、というメッセージを含めたくてあえて採用した

「研究所」

  • 事業の中心は研究ではないことを明確にするため、「研究所」という用語は使いたくなかった。研究はあくまでも個人の意思として行い、受託しない。
  • 「研究所」には敷居が高いイメージがあるので、もっと身近な印象にしたかった。

「言語商会」

  • 検索しても全く出てこなかった。これは、今の時代はとても重要なこと

地域名

  • 当初は「新潟~」「長岡~」など、屋号に地域名を入れて限定しようと思っていたが、上記の通り言語商会を検索して全く出てこないので入れる必要はないと判断した
  • そもそも本事業に地域性が全くない(=全国規模で事業を行う)ため、この理由でも屋号に地名は不要と考えた

氏名

  • 類似屋号が全くないため、氏名や名字も屋号に含める必要はない
  • 「東京糸井重里事務所」のように個人名を積極的にアピールする必要もない

英語名の屋号

  • (そもそも英語名の屋号を決めていない人がたくさんいますが、これがないといろいろ困る。例えばここ。)
  • 「商社」を英語で trading house とも言うことから House を採用
  • 人によっては House と聞いて小さな事業のイメージを持つかもしれないが、前述の通りより好都合
  • さらに、House には Firm や Corporation のような会社の意味合いがないことも好都合
  • Language House ではあまりに普通で、かつ検索すると膨大にひっかかるのでやめた
  • ここでは「言語」を固有名詞と考え、あえて Gengo と訳した。
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