- 辞書の概要
- {キー1:値1, キー2:値2, ・・・}という形式で記述
- キーにはリストと辞書以外のほとんどのオブジェクトを指定でき、関数なども可能
- 値は型を選ばない
{キー: 値, ・・・}
dict(キー=値, ・・・) dict([(キー, 値), ・・・]) dict({キー: 値, ・・・})
- コピーして作る
- dict関数でもコピーできるが、copyメソッドを使う方がC実装による実行部分が増え、高速にできる
辞書.copy()
- キーのリストから作る
- シーケンス(リスト、タプル、文字列)の要素をキーに持つ辞書を作る
- キーに対する値として、デフォルト値を指定できるが、何も指定しない場合はNoneが入る
dict.fromkeys(シーケンス, デフォルト値)
- 辞書の読み込み
- キーを指定する
- "[]"の中にキーを指定すると、対応する値を返す
- 指定したキーがない場合は、KeyError例外が発生する
辞書[キー] = 値
- メソッドでキーを指定する
- 指定したキーに対応する値を返す
- キーがない場合は、指定したデフォルト値を返す
- キーがなく、デフォルト値を省略した場合は、Noneが返る
辞書.get(キー, デフォルト値)
- キー・値・キーと値のリストを取得する
- ループ処理などによく利用する
- keysはキーの一覧をリストにして返す
- valuesは値の一覧をリストにして返す
- itemsはキーと値のペアをタプルにした一覧をリストにして返す
辞書.keys() 辞書.values() 辞書.items()
- キーの存在を確認する
- 指定したキーが辞書に含まれていればTrue、含まれていなければFalseを返す
キー in 辞書
len(辞書)
- 辞書の更新
- キーを指定して変更する
- 指定したキーに対応する値を、任意の値に変更する
- 指定したキーが存在しない場合は、その値で新たに辞書の要素を作成する
辞書[キー] = 値
- メソッドでキーを指定する
- 指定したキーに対応する値を返す
- 指定したキーが存在しない場合は、そのキーの項目を新たに作成し、デフォルト値を設定してこの値を返す
- デフォルト値を省略した場合は、デフォルト値としてNoneが設定される
辞書.setdefault(キー, デフォルト値)
- 2つの辞書を結合する
- 指定された辞書または引数の内容を、辞書に取り込む
- 既に存在するキーは新しい値に更新され、存在しないキーは新たに作成される
辞書.update(辞書) 辞書.update(キー=値, ・・・) 辞書.update([(キー, 値), ・・・]) 辞書.update({キー: 値, ・・・})
del 辞書[キー]
- キーで値を取り出して削除する
- 指定したキーに対応する値を取り出し、キーと値を削除する
- 存在しないキーを指定した場合にはKeyError例外が発生する
- デフォルト値を設定すると、KeyError例外が出ず、デフォルト値が返る(辞書は更新されない)
辞書.pop(キー, デフォルト値)
- キーと値のペアを取り出しつつ削除する
- キーと、それに対応する値を取り出し、削除する
- 辞書には順番がないので、取り出される順番はわからない
- 空の辞書に対して行うと、KeyError例外が発生する
辞書.copy() dict(辞書)
copy.deepcopy(辞書)
辞書 == 辞書 辞書 != 辞書
- 大小比較
- キーの数を比較する
- キーの数が同じ場合は、キーを比較する
- キーが全く同じ場合は、値を比較する
辞書 >= 辞書 辞書 > 辞書 辞書 <= 辞書 辞書 < 辞書
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